歯周病 あきデンタルクリニック

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歯周病 歯周病とは?

歯周病とは?

歯周病(歯槽膿漏)とは、歯と歯ぐきの間に入った細菌により、歯肉が炎症を起こし、さらに、歯肉の中にある歯槽骨(アゴの骨)が溶けてしまう病気です。歯周病の初期状態は自覚症状もほとんどなく、ある程度進行した状態になってもそのまま放置する人が多いようです。歯周病の恐ろしいところは、歯が健康的な状態であるのにも関わらず、すっぽりと歯が抜け落ちてしまうところにあります。
2005年に行われた第9回歯科疾患実態調査によると、80歳での残存歯数は平均約10本と、少ないのが現状です。

あきデンタルクリニックでは歯周病に関する症例に的確なアドバイスをし、治療を施しています。

高活性HCLO溶液による
イリゲーション療法

あきデンタルクリニックでは歯周病予防にも大変効果的な高活性HCLO溶液を導入し、患者様の治療のために活用しております。高活性HCLO溶液によるイリゲーション療法には下記のような効果があります。
高活性HCLO溶液とは?
人体への影響を最小限に抑えつつ、バイオフィルムを作る虫歯菌や歯周病菌を溶菌する効果のある口腔機能水です。殺菌成分であるHCLO(次亜塩素酸)が含まれた電解水により、虫歯菌や歯周病菌の周囲にあるバイオフィルムを破壊し細菌を破裂させ、溶菌します。

イリゲーションとは?
歯周ポケット(歯と歯ぐきの境目)や、虫歯を削った後の歯の穴などをきれいに洗浄することです。

歯周病の原因

食べカス 普段の食事で「噛む」という行為によって、「自浄作用」を行っていますが、近年の食事環境ではあまり噛まない人が多く、食べカスがたまりやすく歯周病の原因となっています。
歯垢や歯石 歯垢は8割が水分、残り2割が細菌とその代謝物であり、歯垢が石灰化して歯牙表面に張り付いたものを歯石と呼びます。歯石となると歯科医院等でなければ除去出来ません。
全身性疾患 血液疾患、高血圧、糖尿病などの全身性疾患が歯周病の原因になることがあります。またそのほかにも、ストレスなどの精神的なものや、ホルモンのバランスなどもこれに加わります。
クラウンや
義歯など
う蝕治療によりクラウンなどを歯にかぶせた場合または義歯の装着によって、日常のブラッシング(歯みがき)では除去出来ない食べカスがたまりやすくなり、歯周病の原因となります。
噛み合わせ 歯の噛み合わせが悪いと、日常のブラッシング(歯みがき)では磨きにくい個所が出てくるため歯垢がたまりやすくなります。

歯周病のメカニズム

細菌の繁殖 細菌の繁殖 歯垢は細菌のたまり場
歯と歯肉の境、歯と歯の間や歯のくぼみなどは適度な温度と水分と定期的な栄養分に恵まれた環境の為、細菌の繁殖場となっています。
歯をツメでこそぐと、ツメについてくる黄白色のねっとりとしたものが繁殖した細菌と代謝物の塊であり、歯垢です。この段階では通常のブラッシング(歯みがき)で落とせます。

歯垢から歯石へ
歯垢の中の細菌は、唾液の中のカルシウム成分と混ざり歯石をつくります。目の非常にこまかい、小さな空洞のある軽石状のものが歯石です。舌で歯の裏をなめると、ザラザラした感触の個所があるかと思いますが、それが歯石です。歯石は、ダイヤモンド、オパールの次といわれるくらい硬いものであり、通常のブラッシングでは除去できません。
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歯肉炎の発症 歯肉炎の発症 細菌は歯肉を攻撃します
歯垢の中に含まれている細菌によって、歯の根のまわりの柔らかい組織、歯肉が侵され始めます。歯肉炎の発症です。

歯肉炎から歯周病へ
この歯肉炎がすすむと歯周病になりますが、歯肉炎になれば必ず歯周病になるとは限りません。歯肉炎のままで終わる人もいます。また、歯肉炎にかかって、すぐに歯周病になる人もいれば、比較的長い時間を要して歯周病になる人もいます。年齢や体力によって様々なケースがあります。
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歯茎から出血 歯茎から出血 出血の理由
歯肉の内側には毛細血管が走っており、歯肉に栄養分を送っていますが、細菌の侵入により歯肉炎が起こると、栄養の供給が不足してしまい、ぶよぶよと非常にもろい状態となってしまいます。そこへ、歯ブラシや硬い物を噛むなどの物理的な刺激が加わる事により、血が滲み出てきます。

出血は歯周病の初期症状
出血が始まったら、それは歯周病の初期段階ともと言えるでしょう。一般的に痛みはなく、痛む場合は歯肉が化膿した状態まで進行している事を意味しています。自覚症状のないままで進行するので、油断は禁物です。
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歯槽骨の溶解 歯槽骨の溶解 歯周病の最後は…
歯肉だけに起きていた炎症がさらに進行すると、細菌はどんどん歯の根の方に侵入していきます。歯肉と歯の根元を溶かされ、歯周ポケットはどんどん深くなり、そこに更に歯石や歯垢がたまる事により、歯の根元が歯茎から露出してしまいます。そうなると、やがて細菌は歯槽骨を侵し始めます。最終的には、歯の根のまわりの骨をほとんど溶かしてしまうため、歯はそこにとどまることができずに抜け落ちることになります。

歯周病危険度チェック

歯周病の初期症状は自覚があまりなく気づかない事が多いようです。病状が進行すると、歯を失ってしまうだけではなく、歯周病から全身の病気へと影響が及ぶこともあります。少しでも気になる症状がある方は、自己判断せず、歯科医院での受診をお勧めいたします。下記に当てはまる項目が3個以上の方は一度、歯科医院に相談される事をお勧めします。

歯を磨くと血が出ることがある 歯肉が腫れることがある
動く歯がある 人から口が臭いと言われたことがある
冷たいものが歯にしみる 硬いものを噛むと歯が痛む
歯肉の色が赤い、または黒っぽい 口で呼吸をしていることが多い
歯ぎしりをする習慣がある 歯根が露出し、歯が長くなった気がする
歯肉がぶよぶよしている 体調が悪かったりすると歯肉が腫れる
唾液がネバネバすることがある 歯磨きの時間が短い
軟らかいものや甘いものが好きだ よく噛まないで飲み込むクセがある
歯並びが悪い たばこを吸う